須坂カッタカタ祭りの実行委員会に出席してきました。 毎年7月に行われる市民祭です。 カッタカタとは「須坂小唄」の囃の部分「カッタカタノタ」からきています。 製糸業華やかりし頃の糸枠の回転する音です。 ちなみに「須坂小唄」は大正12年に完成。 作詞は野口雨情、作曲は中山晋平(お隣の中野市出身)。 現在で例えるなら、秋元康作詞、久石譲作曲(こちらも中野市出身)といったところでしょうか。 当時はやった新民謡のはしりで、お披露目は東京帝国劇場にて。 昔の人はスケールがでかかった・・・。 ここ2・3年、祭りの運営から遠ざかっていたら・・。 昨年から今風にテンポを変えた「新須坂小唄」が登場したとの事。 今風に変える必然性が理解できません。 歴史があって市民に浸透してて、いい唄なんだからそのままでいいじゃん。 ここのところ、一部の声の大きな人に振り回されて、「祭り」のコンセプトがおかしくなっている様な気がしてならない訳であります。