戦後、一時期使われたモノです。 極端な物資不足とGHQの方針で・・。 「化学醤油製造指令」ってのが出されまして。 原料を本醸造、麹菌や酵母の力で旨みにするのであれば・・ 手っ取り早く・・分解してアミノ酸にしてしまえという。 発酵文化の歴史が浅く、醤油をよく知らなかった、亜米利加さんの 無茶な指令があった訳でございます。 こんな・・。 戦後の日本の醸造文化受難の時期に・・。 分解に使われた容器だそうで・・。 名前は不明・・(どなたか教えてください。) 陶器製・・・ とっても大きいワレモノということで・・。 いままで・・邪魔者扱い・・。 アチコチの蔵・・ 置き場所を転々・・流浪の民状態・・。 現在は醤油蔵の入り口に展示しております。
大きいワレモノ
2011年8月11日 ブログ, 塩屋にあるちょっと古いもの