塩屋の店頭に置いてある、昔の受話器・・。
昭和25年製。
先日、常連のお客様が、是非写真を撮らせてくれ・・とご来店。
写真がご趣味で、市内のレトロなモノを撮り歩いていらっしゃるのだとか・・。
これより古いノは無いのかということで・・。
受話器は無いですけど・・
電話関連ならコーユー物があります。
電話加入許可書 明治40年9月25日付
現在の携帯はD社、A社、S社とそれぞれ契約書的なモノを交わしますが・・。
対等な関係が「契約」であって・・。
コチラはあくまで、許認可・・。
「加入の件許可ス 伹(かつ その上で)別紙命令書ノ事項ヲ遵守スヘシ」
思いっきり、上から目線でありマス。
ちなみに・・。
「須坂町沿革年表 昭和27年発行」によると、須坂町(当時)に電話が開通するのは明治41年3月・・。
事前に許可をとったのでしょう。
もうひとつ、ちなみに・・・。
この時取得した、塩屋の電話番号は二十九番(現在は0029)
当時は番号を選べたのだとか・・。
一桁の若い番号ではなく、あえて29をゲット・・。
語呂合わせだそうで・・。
ニク(肉)ではありません・・。
縁起をかついで、フク(福)なんだそうでございます。
もちろん、当時はラッキー7という発想は無かったですからね・・。末広がりの「八」番取れなかったんだろうな・・たぶん。